妊娠報告、いつ職場に言えばいいの?

妊娠はうれしい反面、職場に迷惑をかけないよう、できるだけ早く報告しなければなりませんよね。
ですが、なかなか言い出せない人もいると思います。
私も42歳で妊娠したこと、産休や育児休暇を取得させてもらいたいことを、職場にいつ、どのように伝えるかかなり悩みました。
私が職場にいつ、どのように妊娠報告をしたか、注意したことなどをお伝えします。

妊娠報告はいつがいい?

一般的には、安定期に入る妊娠12週目以降の報告がよいと言われています。

ですが、42歳で妊娠した私の場合、妊娠初期は流産の不安があったので言い出せませんでした。
また、適応週数になったらNIPT(出生前診断)を受けようと考えていたので、
職場へはNIPT(出生前診断)の結果後、16週目ごろに報告しました。
報告後はすぐにチームメンバーに共有してもらい、
産前休暇が始まる約4カ月前から引継ぎを進めさせてもらいました。

30代後半で妊娠した同僚はつわりが重かったため、12週目よりも前に上司に伝えて、体調が悪い日は休みを取っていました。
メンバーひとりひとりには彼女の妊娠は伝わっていませんでしたが、
周囲はなんとなく察しており、積極的にサポートに入っていましたね。

職場の誰に何を伝えるの?

私が働く会社はそんなに大きくないので、最初に伝える必要があったのはチームリーダーとその上司である部長です。
まずはチームリーダーに妊娠の報告をし、チームリーダーから部長に伝えてもらい、改めて2人に時間を作ってもらって口頭で妊娠の報告をしました。

妊娠報告の主な内容

  • 妊娠して、●月●日が出産予定日であること
  • 産休・育休を取得して、翌年●●月ごろに職場復帰をしたいこと
  • 現在の体調
  • 抱えている仕事について

「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と頭を下げると、部長もリーダーも祝福をしてくれました。
これまでも産休・育休を取得して復帰した女性が4~5人いたため、比較的報告がしやすかったです。
なんてありがたい会社…。

妊娠報告で注意したこと

迷惑をかけるであろうみなさんに、「口頭」で妊娠を伝えたことです。
チームリーダーと部長はもちろんですが、仕事を一緒にしているメンバーには、自分で直接伝えました。
復帰した際にはまた同僚として一緒に働かせてもらえるよう、ひとりひとりに「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と伝えました。

また、妊娠中ではありましたが大きなトラブルはなかったので、
産前休暇に入るまでは、自分の仕事は残業してでも責任を持って終えました。
周りに負担をかけることのないよう気を張って仕事をしていたこともあり、
妊娠に過度な負い目を感じることなく働くことができたと感じています。

おわりに

産休・育休後に職場に復帰したときに、働きやすい環境を整えてもらうためにも、
可能なかぎり早めに、誠実に妊娠の報告をしたつもりです。
それでも、たくさんの上司や同僚に助けてもらい、負担をかけてしまったと思います。
妊娠した以上まったく迷惑をかけないというのは無理なので、産休・育休をありがたく取得させていただき、復帰した後にできることで恩返しをしたいと思っています。